緊張しないコツを端的に知りたい!
精神論や、心理学のエッセンスを聞いていると、
抽象的すぎて自分には関係がないと思えてしまいます。
関係ない話こそ重要だったりしますが、
一々読んで理解して実践するなんていう
時間がない、とおっしゃるなら、
フォーミュラーを覚える
という解決策をご提案します。
私たちが人前で緊張してあがってしまった時、
どんな状態になるか。
それは、
言いたいことが途中でわからなくなり、
「私、今一体何を行っているんだろう・・・」
と自分に疑問が湧いてきても、既に時遅し。
脱線をしてからの話の修復は不可能です。
結果として、まとまらない、、伝わらない・・
頭の中はますます真っ白になり、
声が震えてきてみんなの冷たい目線が心に突き刺さります・・
私もさんざん味わってきました^^;
もうそんなのはごめんでございます。
これからは、たったひとつのフォーミュラーを覚えて下さい。
友達に話すのでも、報告でも、会議でも、
プレゼンテーションでも、
これだけでいいんです♪
有名な「起承転結」なんて忘れて下さい。
プレゼンやスピーチには向きませんから。
これからお話するフォーミュラーだけで、
これが全てだと思って頂いても、
これから先人生でそう困ることはないでしょう。
他にもいろいろな型は存在しますが、
「人に物事をしっかり伝える」
という点では最もシンプルで全てを内包している
と言っても過言ではない「話の骨組み」です。
これを知らないで、慣れないうちに人前に出ると、
仮に他のフォーミュラーを身に付けたところで
話の収拾がつかなくなります。
まずは、
「聞き手にしっかりと内容を伝える」
ということを意識してみてください。
人前で張しないフォーミュラーとは?
ずばり、
PREPという型になります。
PREPとは頭文字から来ています。
P:Point(要点、言いたいこと)
R:Reason(理由)
E:Example(例示、具体的な話)
P:Point(要点、言いたいこと)
これに合わせて話をはめ込むだけです。
P:「私の考えは~です」、「私は~と思います」
R:「なぜなら~だからです」、「その理由は~」
E:「具体的に言うと~」、「例えば~」
P:「以上のことから~」
というようにつなげてゆきます。
このフォーミュラーを使う時に
人前で緊張しないコツとして、
一人で対話をしながら原稿をイメージする
というものがあります。
これをヒントに話を組み立てておくと
話にコミュニケーション感が生まれます。
それでは実際に次のエクササイズで、
2分間自然に話せるスピーチを作ってみます。
ステップ1:
「話の結論は何なの?」
ステップ2:
「へぇー。どうしてそう思うの?」
ステップ3:
「なるほどね!でもそれって具体的にどういうこと?」
ステップ4:
「う~ん納得!いい話だね。もう一回ポイントでまとめてよ。」
以上4ステップです。
はじめからこのステップで会話が自然に成立するような
話に組み立てておけば、緊張しないで自然に話せる
素直な話にまとまってくるはずです!
是非参考にしてみてください。
それでは次はテクニック編の続き、
最後までご覧いただきありがとうございました。