人前で緊張しない方法はどうしたら身につく?
結婚式の挨拶、PTAの挨拶、プレゼンテーションなど、
「私はあがり症なんだ・・・」
などと思い込んでしまうほどに人前で極度の緊張をおぼえ
声が震えて上手くゆかない・・・
大勢の聴衆の前にゆくと気持ちが飲まれてしまい、
気後れして何もできなくなってしまう・・・
私は幼少期にいじめられた経験があります。
大勢の人前に出ると囲まれて小突かれ、
床に倒されてクラスの餌食にされるのでは・・・
という恐怖を持っていました。
ややこしい会議の進行役をやっている時や
団交する相手との折衝などでは
今でもたまに怖くなる時があります。
私の心の底には、
「人は私を攻撃してくる」という思いがあります。
あなたにもそんなことってありませんか?
人前で話す緊張を一瞬で聞き手に返す
あなたももしそんな思いを持っていたとするなら、
今回のお話はヒントになるかもしれませんから
是非聞いておいて下さい。
キレイ事は一切言いません。
どんなお話かというと、
「相手から攻撃される」と思うなら、
「あなたから攻撃する」形をとって
コミュニケーションを始めてみてください。
お分かりいただけますでしょうか?
ここで、「攻撃する」と言っても、
なにも聞き手に向かって喧嘩を売るわけではありません^^;
こちらから積極的なコミュニケーションを取る、
という意味になります。
この「コミュニケーションの先制攻撃」の手法を使って話せば、
気持ちが大きくなります。
なによりも聞き手を自分以上に緊張させることができるので
いわば「交渉上の優位な立場」を得ることが出来るのです。
そうなれば、聞き手をあなたの話に誘導することすら
可能となってくるのです。
それはズバリ、
問題を問いかける「質問形式」
で話し始める
ということになります。
この時、質問する内容はなんでもいいのです。
質問という「形式」を取ることが大事なのです。
人間は昔から学校で先生からこういう形で「質問」をされると
緊張して自分で答えを探さないといけない、
と考えてしまうように刷り込まれてます。
昔、大勢のいる場で質問をしてくるのは
「こわい学校の先生」でした・・・
つまり、話し手から質問が来ると、
頭の中は何もせずにいられずプレッシャーを感じて
答えを探すために思考を回し始め、緊張状態になるのです。
この条件反射を上手く利用して、
あなたは聞き手より優位に立ち、リラックスして下さい。
それでは次のステップを使って実際に
質問から始める話し方に挑戦してみます。
ステップ1:
あなたの話すテーマに関連することで、
何か質問形式に出来るものはないか探す。
ステップ2:
「~はご存じですか?」
「AとBのどちらだと思いますか?」
「こんな経験ありませんか?」
などの“具体的な”質問を作ってみる。
ステップ3:
質問の後、少し考えさせる間を置いて
テーマを話し始める。
以上、3ステップです。
どうですか?
かなりいやらしいテクニックの根拠なのですが、
これが現実なのです。
それでは、近くの人になんでもいいので、
“質問”をしてみて自分が優位な立場に回れる、
ということを実感してみてください。
以上です。
それでは次はテクニック編の続き、
最後までお読み頂きありがとうございました。